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【コラム】アベノリスク(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.05.27 16:35
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問題はその速度だ。なぜそんなに“速く”、その上“早く”に金利が上がったのかだ。日本銀行の黒田東彦総裁も「予想できなかった」と認めるように、未知の経路で起きた現象だ。今まで出てきた説明はあらましこうだ。1日と置かずに上昇する株式に投資対象を変えるため国債を売る人が多くなった。日本銀行が量的緩和レベルでばく大な量の国債を買い入れているけれども“運が運を呼ぶ”市場の流れを防げなかった。あまりにも“運”が多いと見ると国債価格が下落(金利は上昇)したという話だ。

日本銀行がうまい対策を出すことができないのはさらに大きな問題だった。国債の買い入れ回数を増やして一度に買い入れる国債規模を減らす程度の対策だけだった。5.23の株価暴落は他の要因もあるだろうが、中央銀行が市場に信頼を与えることに失敗した結果である可能性が大きい。市場関係者がアベノミクスの酔いからしばらく覚めて、中央銀行が全知全能でないことを悟ったというだろうか。非伝統的な通貨政策の実行過程で市場自体が非正常的だ。それだけ市場関係者もハラハラしたということだ。

 
アベノミクスは大きな実験だ。失敗か成功か、その見方も交錯している。どっちにしても韓国には負担だ。日本の失敗がさらに危険なこともある。国債金利がずっと上昇するならば価格の下落で損失を抱え込んだ日本金融圏が海外資金を回収する可能性が大きくなるためだ。日本発金融危機のシナリオだ。日本の野党は株価暴落に関して「アベノミクスはなく、アベノリスクがあるだけだ」と批判している。まるで韓国への言葉のようだ。

(中央SUNDAY第324号)


【コラム】アベノリスク(1)

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