【社説】米中首脳会談と金正恩の特使の訪中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.23 13:46
米国のオバマ米大統領と中国の習近平国家主席が来月7、8日、カリフォルニアの休養地ランチョミラージュのサニーランズで会う。習近平体制に入って初めての米中首脳会談だ。2人の会談に世界の耳目が集中している。北朝鮮問題も主要議題として扱われることが確実視されるだけに、韓国としても気になるしかない。北朝鮮と韓半島問題の解決のための歴史的な転機がサニーランズ会談で出てくるよう、朴槿恵(パク・クネ)政権は米中を相手に高度な外交力を発揮しなければならない。
朴大統領は今月初めの訪米で、韓米の対北朝鮮協調を再確認した。対北朝鮮政策についてオバマ大統領と共感を形成した。しかし習主席との会談は来月末ごろ予定されている。サニーランズ会談に先立ち、朴大統領は習主席に、北朝鮮と韓半島問題に対する韓国の立場を確実に伝えなければならない。北朝鮮の非核化および韓半島の平和と安定のためには米中が共同で動くべきで、特に中国の役割が決定的だという点を説得する必要がある。韓半島信頼プロセスに立脚した北朝鮮との対話の意志も説明しなければならない。