<尹昶重セクハラ疑惑>青瓦台と尹前報道官の真実攻防に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.13 11:23
尹昶重(ユン・チャンジュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が11日、記者会見を開き、セクハラ疑惑について釈明した。しかし疑惑はむしろ増幅した。セクハラだけでなく、尹前報道官がワシントンから急きょ帰国したのが自分の判断による逃避か、それとも青瓦台の指示かをめぐり論争が起き、青瓦台と尹前報道官の真実攻防に向かっている。青瓦台訪米随行団と民政首席室、女性インターンの供述に基づく警察報告書、尹前報道官の会見発言を総合し、疑惑と争点を整理した。
◇中途帰国、飛行機チケットは誰が予約?=訪米随行団に含まれていた青瓦台行政官によると、随行団がワシントンで事件を把握した時間は8日午前7時ごろ(現地時間)。朴槿恵(パク・クネ)大統領の米議会演説を控えた時だ。李南基(イ・ナムギ)広報首席は「車を待ちながら尹昶重報道官を呼んで事実かと尋ねた。時間がないので緊急にチョン・グァンサム局長と相談して決めてほしいと話した」と明らかにした。