【コラム】低成長不感症の大韓民国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.03 15:45
数字0を使った記録は紀元前2世紀バビロニアにさかのぼる。仏教用語の「空」から由来した0は、7世紀になって数字と認められた。「0+0=0、0+a=a、0Xa=0」など、四則演算が可能になったからだ。しかし長い時間が流れても、数字と認められても、0は0にすぎない。0は相変わらず何もないという意味だ。
先月25日、韓国銀行(韓銀)は今年1-3月期の経済が前期比0.9%成長したと発表した。予想よりはるかによい“サプライズ成長”という分析もあるが、8期連続で「0%台」の低成長だ。人口増加率まで考慮すれば、実質成長率はさらに低くなる。0の意味がそうであるように、韓国経済は何もない「空」ということだ。