大前氏「韓国、過剰福祉で低成長する日本の轍を踏むべきでない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.14 15:32
日本の世界的な経営コンサルタントの大前研一氏(69)は1999年、「韓国は絶対に先進国になれない」という文を発表し、論議を呼んだ。 7年前の中央日報のインタビューでは「韓国が日本に追いつくのはまだまだだ」とも述べた。 大前氏の最近の考えはどうなのか。 また、韓国にも日本と同じような高齢化、低成長、長期不況の影が見え始めている最近、両国のための提言は何かも尋ねた。 書面・電話インタビューを要請してから数カ月後、「記者との対面インタビューにのみ応じる」という回答があった。 韓国メディアとは約2年ぶりのインタビューとなる。 8日、皇居と靖国神社がある東京千代田区の大前氏の事務所を訪れた。
古色蒼然たる褐色の壁の2階建て建物に入ると、1階のロビーの壁に「ビジネス・ブレークスルー」という案内板が目に入った。 大前研一氏が設立し、学長を務める経営大学院兼経営コンテンツ提供会社の名前だ。 事業の突破口や経営解決法という意味だ。 インタビューは2階の大前氏の事務所の隣にある応接室で行われた。 韓国を200回以上も訪問している知韓派にふさわしく、多くの賞牌の中でも高麗(コリョ)大訪問教授、梨花(イファ)女子大名誉碩学教授の委嘱状が目を引いた。 グレーの縞柄のスーツにノータイ姿で現れた大前氏の最初の印象は、年齢より若く、活気に満ちているという感じだった。 2時間半ほど席を外さず熱弁した。