【社説】韓国国会の「日本糾弾決議案」不発コメディー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.29 09:12
26日の国会外交統一委員会の「日本閣僚の靖国神社参拝および侵略戦争否認妄言糾弾決議案」が本会議の敷居を越えられなかった。午後まで席に残ったいた議員が定足数(151人)の半分にもならない約70人にすぎなかったからだ。決議案は日本自民党政権の極右的言動に対する警告メッセージを含んでいた。安倍晋三首相が侵略戦争を否認し、閣僚・議員が皇国主義の象徴である靖国神社を参拝するなど、日本の尋常でない右傾化の雰囲気で、与野党が全会一致で出した決議案だった。
しかし国会は結局、暴走する日本をただ眺める格好となった。日本の嘲笑を招きそうだ。席を外した約230人の議員はその時間にどれほど重大なことをしたのだろうか。4・24再・補選で当選したセヌリ党の金武星(キム・ムソン)議員、李完九(イ・ワング)議員と無所属の安哲秀(アン・チョルス)議員も26日の登院初日、宣誓とあいさつだけで席を外した。初日から本然の役割を忘れているようだ。もちろん地方区で当選者日程があったというが、国家的な懸案と地方区の管理のうち、どちらが重要なのか。