【コラム】妄言を繰り返すも安倍政権がうらやましい(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.26 11:43
「以前の日本とは確実に変わった。すべて一度やってみようという雰囲気だ。日本が蘇るようだ」。日本・東京のアジア開発銀行研究所(ADBI)の朴在夏(パク・ジェハ)副所長の言葉だ。「日本は最近どうか」という質問に対する回答だ。「韓国は最近どうか」という質問を国内企業の数人の役員にしたところ、全く違う言葉が返ってきた。「意欲が次第に弱まっている」。
理由を尋ねた。「日本は政府が明確な目標を提示した。3本の矢を同時に放ち、4重苦をなくすということだ。また政府全体がこの目標に向かって一斉に動いている」。朴副所長の話だ。3本の矢とは物価安定と金融緩和、果敢な財政、投資拡大、4重苦とは円高、高関税、高税率、高エネルギー費をいう。目標は世界で最も企業と個人が活動しやすい国づくり。簡単で鮮明だ。国内企業にも同じように尋ねた。「政府は何をしたいのか分からない。一貫性もない」。