韓国経済に赤信号…景気浮揚に向け史上2番目の追加補正予算編成
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.17 10:20
新政権発足から50日ぶりに過去2番目の規模となる追加補正予算が組まれた。経済が極度に悪化したことで政府が景気浮揚に出たもので、韓国経済に赤信号がついたというシグナルだ。追加補正予算規模は17兆3000億ウォン(約1兆5214億円)だが、国会での承認の必要がなく政府が自主的に活用できる基金2兆ウォンと公企業投資1兆ウォンを含めると実質的に追加補正予算規模は20兆3000億ウォンに達する。金融危機の余波で28兆4000億ウォンの追加補正予算を編成した2009年に続き過去2番目の“スーパー追加補正予算”だ。
効果は誰にも断言できない。今回の追加補正予算が経済成長率を再び4~5%に引き上げるための浮揚策でなく、経済が完全に沈む危機状況を回避するための非常着陸措置とみることができるためだ。玄オ錫(ヒョン・オソク)副首相兼企画財政部長官は16日、「韓国経済の成長動機を確保するため積極的に財政の役割を動員した」と話した。