「貧困中産層が増えた韓国、熱くなる水の中のカエル」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 14:01
「韓国経済は徐々に熱くなる水の中のカエルのようだ」。世界的なコンサルティング会社マッキンゼーのリチャード・ドブス・マッキンゼーグローバルインスティチュート所長は韓国経済をこのように診断した。経済成長率が8%-5%ー2%と低下し、家計負債は毎年悪化しているが、韓国は自らが死に向かっていることに気づいていない、という説明だ。ドブス氏は「日本は20年ぶりに危機を認識し、生き残るために全力を注いでいる」とし「韓国も変化しなければ死んでいくカエルになるしかない」と話した。
マッキンゼーは98年、大企業の負債を指摘した韓国報告書を初めて出して以来15年ぶりに、韓国をテーマに2件目の報告書「新しい成長公式」を14日に発表した。ドブス氏とチェ・ウォンシク・マッキンゼーソウル事務所代表、ド・ドンロク・パートナーが主軸になって作成したこの報告書は、中産層の財政難が揺るがす韓国経済を診断し、新しい成長モデルに必要な核心要素を提示している。12日、ソウル水下洞のマッキンゼーの事務室でドブス氏とソ氏に会った。