朴大統領の訪米期間に米上下院合同議会演説も推進されている。米連邦下院のスティーブ・イスラエル民主党議員とテッド・フォー共和党議員が朴大統領の演説を要請する書簡をベイナー下院議長に提出した状態だ。ただし韓国政府関係者は、「米議会の事情があり現在のところ可能性は５０％程度」と話した。

歴代韓国大統領では２０１１年に李明博（イ・ミョンバク）前大統領が国賓訪問時に演説し、李承晩（イ・スンマン）元大統領が１９５４年の国賓訪問で、盧泰愚（ノ・テウ）元大統領が１９８９年の公式訪問で、金泳三（キム・ヨンサム）元大統領が１９９５年の国賓訪問で、金大中（キム・デジュン）元大統領が１９９８年の国賓訪問で、それぞれ両院合同議会の演壇に立った。

朴大統領の米国訪問には歴代最大規模の経済使節団が組まれる見通しだ。サムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長、現代自動車グループの鄭夢九（チョン・モング）会長、ＬＧグループの具本茂（ク・ボンム）会長、全国経済人連合会（全経連）の許昌秀（ホ・チャンス）会長ら大企業会長だけでなく金融関係者、中小企業代表、女性企業家ら４０～５０人程度の財界関係者が同行する計画だ。韓国政府関係者は、「北朝鮮発の危機と不安にともなうセルコリアの動きを防止するため韓国経済界の代表選手が大統領を支援するもの。このような活動がまさに大韓民国のＩＲ（投資説明活動）だ」と話した。

特に李健熙会長が大統領の海外訪問に同行するのは２００４年９月に盧武鉉元大統領のカザフスタン・ロシア訪問に同行してから９年ぶりとなる。




来月、初の韓米首脳談・・・「韓半島安保のリンチピン」（１）