【中央時評】北核問題は結局、朴槿恵大統領が動くべき(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.18 17:24
誰も譲歩する気配がない局面だ。 北核問題はコルディアスの結び目のように絡んでいる。 米国がアレクサンダー大王のように結び目を断ち切ることができればよいが、そんな簡単なことではない。 戦争という最悪の災難を念頭に置かなければならない理由だ。 北朝鮮も中国もこの難題を解く忍耐や知恵がないのは同じだ。 結局、現時点でこの決着を解決できるのは朴槿恵(パク・クネ)政権だけだ。 状況が絡むほど失うものが多いのは韓国であるからだ。 なら、これをどう解決するのか。
まず北朝鮮の非核化と韓半島平和体制を連係する大胆かつ包括的な戦略的ロードマップを早く準備しなければならない。 漸進的な接近よりも同時行動の原則に基づく一括妥結案が必要だ。 次に、5月の訪米前に北朝鮮と接触し、追加の核実験やミサイル発射の暫定中断、イランなどに対する核拡散防止の確約などを引き出す。 もちろん金剛山事業の再開や5・24措置の部分的な緩和などのカードも同時にテーブル上に載せなければならないだろう。 朴大統領の政治的な地位を勘案すれば、“ビッグディール”は十分に可能とみられる。