【時視各角】金日成101周年、大同江の悲劇(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 15:12
今日は故金日成(キム・イルソン)主席誕生101周年だ。彼は学歴(中2修了)が短く、好戦的で、非情な性格だった。1945年、彼の代わりに別の共産主義者が北朝鮮の指導者になったとすれば、どうなっていただろうか。彼が赤化南侵をせず、個人崇拝の狂信を嫌悪し、トウ小平のように改革・開放をしたとすれば、韓半島は今どうなっているだろうか。89年にベルリンの壁が崩壊した時、38度線の国境も同時に消えたはずだ。いや、それより早く統一していたかもしれない。統一韓国はドイツよりも良い暮らしをしていたかもしれない。
人類の歴史で韓民族は光と陰の新記録をつくっている。王朝・近代・現代を合わせて、国境を挟んだ国のうち韓半島ほど二極化が激しいケースはない。韓国国民総生産(GDP)は北朝鮮の40倍だ。1人当たりの所得は20倍だ。ベルリンの壁が崩壊した時、西ドイツの1人当たりの所得は東ドイツの3倍にすぎなかった。海を挟んだ米国とキューバは9倍ほどだ。サムスン電子の1年間の営業利益は300億ドルで、この金額なら北朝鮮経済を2回再建できる。