南北和解の“最後の砦”開城工業団地まで崩れるのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.09 09:35
北朝鮮が南北和解・協力と経済協力の象徴物である開城(ケソン)工業団地を閉鎖すると明らかにした。和解の象徴だった南北間の道路・鉄道建設と金剛山(クムガンサン)観光が中断されたのに続き、最後に残ったカードまでも取り出したのだ。
労働党対南総責の金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線担当秘書は8日午後、談話を出し、「開城(ケソン)工業地区で働くわれわれの従業員が全員撤収する」と明らかにした。金養建は「工業地区事業を暫定中断し、その存廃について検討する」と述べた。また「今後、事態がどうなるかは、全面的に南朝鮮当局の態度にかかっている」と主張した。