<北、開城操業中断宣言>南側関係者、期待感から“絶望”へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.09 08:58
8日午後、北朝鮮の開城(ケソン)工業団地従業員の撤収を聞いた入居企業は、滞留職員の身辺の安全を心配しながらも、突然の措置に当惑感を隠せなかった。しかし開城工業団地内への立ち入り禁止令が出された先週、正常化を要求したのとは違い、言葉を控えながら慎重な姿を見せた。北朝鮮を刺激すれば工業団地閉鎖や資産没収のような最悪の状況を招きかねないという不安感のためだ。
ある入居企業の関係者は「開城にはわが社を含めて南側の職員514人がいる。北朝鮮が開城工業団地を閉鎖しても、私たちはどうすることもできない」とため息をついた。
北朝鮮の従業員撤収発表後も開城工業団地内のKT電話線は正常稼働している。入居企業の関係者は「現地滞留職員と電話をしたが、身辺に異常はないという。工業団地には軍服姿の北側管理要員が残り、工業団地に注視していると聞いた」と伝えた。別の入居企業の関係者は「北側管理要員が一部の工場の門を閉鎖する姿が目撃され、職員が緊張している」と伝えた。