「ドル箱は閉鎖できない」」視線狙い…北が対南脅威衝撃療法(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.04 08:58
北朝鮮が今度は開城工業団地に手をつけた。開城工業団地内の開城工業地区管理委に勤務する北朝鮮側関係者は3日午前、「南側の人員と物資の出入りを制限する」と一方的に韓国側に通知した。午前8時30分から始まる予定だった出境(韓国側から開城工業団地に入る)手続きが全面的に中断された。一方、勤務を終えて戻ることは許可し、33人の関係者が帰還した。出入制限にもかかわらず、開城工業団地は3日、正常稼働した。開城進出韓国企業が帰還する予定だった工場管理職員をそのまま滞在させ、非常勤務体制に入ったからだ。
北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)国防委第1委員長が「核火の海」などの超強硬発言をしながらも、開城工業団地は例外としていた。開城出入境業務を協議するチャンネルの西海軍事通信線(京畿道坡州-北側開城)を先月末に遮断した後も、管理委を通じて名簿をやり取りし、出入境業務は続けた。しかし「ドル稼ぎのため開城は閉鎖できない」という世論が広がると、ひとまず出入制限という決定を出したとみられる。