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北朝鮮、開城工業団地の閉鎖めぐり軍と党の衝突説(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.04 08:46
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こうした中、北朝鮮は先月30日「われわれの尊厳(金正恩)を少しでも傷つけようとするなら工業地区を容赦なく遮断し閉鎖することになるだろう」と威嚇した。年間800億ウォンに達する現金収入がそっくり金正恩第1書記のふところに流れて行くという韓国メディアの指摘に不快感を示しながらだ。北朝鮮は「工業地区で利益を得ているのは南朝鮮の零細中小企業だ」としながら「工業地区の運命は南朝鮮当局の態度如何にかかっている」と圧迫した。

それから4日が過ぎた3日、北朝鮮は工業団地管理のために南北を行き来する韓国側関係者と車両・物資の出入りを制限するなど開城工業団地の一時遮断措置を取った。北朝鮮はこの日開城工業団地に入ろうとしていた391人の韓国側人員の開城への出境を遮断した。これにより、入居企業は韓国側に戻ろうとしていた446人のうち33人だけを帰還させ残りは現地に残って業務を継続するよう措置した。3日夜現在開城には韓国側人員828人が滞在している。北朝鮮側はしかし123社の企業で働く5万人余りの北朝鮮労働者を通常通りに出勤させ、操業も普段と同様に行われていると開城工業団地関係者らは明らかにした。軍部強硬派が要求する線までは進んでいないわけだ。

 
これに対し統一部は声明を出し、「北朝鮮の工業団地出境遮断措置は安定的運営に深刻な障害を作っている」と遺憾の意を示した。

一方、国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官はこの日、「北朝鮮が対南挑発のひとつとして開城工業団地を閉鎖する恐れがある。工業団地内の韓国国民に対する身辺安全対策が準備されている」と明らかにした。




北朝鮮、開城工業団地の閉鎖めぐり軍と党の衝突説(1)

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