韓国、米軍戦力B52・B2・F22で北朝鮮との心理戦圧倒(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.02 10:03
B2に刺激された金正恩は29日、最高司令部会議を主宰し、米国本土などを狙ったミサイル射撃対応を指示した。北朝鮮は29日午前、ミグ21を出撃させ、軍事境界線(MDL)北側20-50キロに設定された西部戦線戦術措置線(TAL)付近まで接近飛行し、引き返した。状況がくれば戦闘機を利用して韓国を空襲するという威嚇だった。
米空軍は今度は「猛禽類」と呼ばれるF22を飛ばした。2機のF22が先月1日、沖縄の嘉手納空軍基地を出発し、当日、烏山基地に到着した。国防部の当局者は1日「F22が空対地爆撃訓練と空対空訓練を行った」と伝えた。最先端第5世代戦闘機F22は、米空軍が技術の流出を懸念してイスラエルと日本にも売らない戦闘機。F22は250キロ離れた敵の位置と情報も把握でき、「ミニ早期空中警戒管制機(AWACS)」と呼ばれるAPG-77 AESAレーダーを装着している。AIM-120空対空ミサイル6発、AIM-9空対空ミサイル2発、450キロ級空対地精密誘導武器2発などを搭載している。軍当局者は「F22もステルス機能を保有し、平壌(ピョンヤン)上空を飛行しても北朝鮮レーダーは把握できない」と説明した。