【社説】不名誉な“北兵士ノック亡命”第22師団は解体すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.12 17:17
国防の責任を持つ軍の紀綱が末端の小隊から最上位の合同参謀本部まですべて腐っている。 江原道高城(コソン)第22師団管轄の軍事分界線を越えて北朝鮮兵士が亡命した事件(2日)の処理過程がそうだ。
亡命兵士が鉄柵を乗り越えて最前方小哨の内務班の出入口をノックするまで、前方勤務者は全く気づかなかったという。 にもかかわらず、小哨の出入口のCCTVで確認して身柄を確保したと虚偽報告し、後に事実を確認した一線部隊が合同参謀本部状況室に修正報告したが、状況室の将校がこれを黙殺した。 このため合同参謀本部の鄭承兆(チョン・スンジョ)議長は8日まで状況を把握できず、国会に偽りの報告をした。 顛末が明らかになったのは、国会議員の質疑を受けて合同参謀本部が一歩遅れて確認した後の10日だ。