<北核実験>核実験強行で傷ついた韓半島信頼プロセス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.13 08:57
北朝鮮の3度目の核実験が行われた12日午後、朴槿恵(パク・クネ)次期大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で李明博(イ・ミョンバク)大統領と会った。2人は「北朝鮮の核実験強行は国際社会からの孤立を自ら招くものだ」とし「政府交代期に動揺することなく一貫した対北朝鮮政策を堅持しよう」という意見で一致した。
朴次期大統領はこの席で、「北朝鮮が政権交代期に挑発をしたのは、こういう時期に韓国政府・国民に不安を与え、混乱に陥れようという考えではないだろうか」とし「こういう時こそ政派に関係なく一致協力して対処し、少しも隙を見せてはならない」と強調した。
これに先立ち朴次期大統領はソウル通義洞の事務室で、国家安保室長に内定した金章洙(キム・ジャンス)元国防部長官から、北朝鮮の核実験に関するブリーフィングを受けた。金氏は「北朝鮮の核実験にどう対応するのか」という記者の質問に対して「糾弾しなければ」と答えた。朴次期大統領の「韓半島信頼プロセス」政策の修正の可能性を尋ねる質問には、「核実験が確実なら、以前のままではないだろう」と話した。新政権発足を13日後に控え、北核という暗礁に乗り上げたのだ。