中国第5世代“習近平号”が正式スタート…北核・尖閣領土問題への態度示す模様
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.15 13:24
中国の全国人民代表大会(全人代)は14日午前に全体会議を開いて習近平共産党総書記を国家主席と国家中央軍事委員会主席にそれぞれ選出した。中華復興を叫んでいる習主席時代が開かれるにあたり、中国は今後内部改革と強力な対外政策を掲げるとの見通しだ。
単独候補で立った習総書記は有効票2959票のうち賛成2955票、反対1票、棄権3票だった。また、国会議長格である全人代常務委員長には張徳江・政治局常務委員が、国家副主席には李源潮・前党組織部長がそれぞれ選出された。これで習総書記は中国権力の3大軸である党総書記と党中央軍事委主席(以上、昨年11月党大会で選出)、そして形式上の国家首班である国家主席職を占め、中国の最高指導者となった。国家中央軍事委主席と委員は党軍事委主席と委員がそれぞれの職責を兼任するのが慣例であり形式的な組織だ。