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昨年平壌で金正恩除去の動き(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.13 08:50
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情報当局は金正恩が昨年12月12日の長距離ミサイル発射、2月12日の3度目の核実験に続き最近休戦協定破棄を主張して緊張を高めさせているのは昨年の危害事件も影響を及ぼしたとみている。金正恩体制の強化と内部体制結束のために軍部強硬派を支持したという解釈だ。

これと関連し、金正恩は最近核戦争に対する恐怖感を作るための3段階のシナリオを用意し、韓国社会と北朝鮮内部、第三国の3通りに分けて核戦争の雰囲気を作ることを秘密裏に指示したと消息筋が伝えた。

 
シナリオの1段階は韓国を相手に休戦協定廃棄など戦争危機感を作り韓国社会と北朝鮮住民を相手に「まもなく戦争が起きる」というデマをまき散らすことだ。続けて北朝鮮に滞在する外国人を対象に「戦争が起きれば身辺の安全を保障できない」として出国を勧めると同時に、北朝鮮の海外公館を通じて北朝鮮に滞在中の自国民を撤収させるよう通知する2段階措置に入る計画だ。

これでも韓国が屈服しない場合には空港など大衆利用施設を狙ったテロを起こしたり、哨戒艦爆沈のような武力挑発を行う3段階シナリオを組んでいるものと対北朝鮮消息筋は把握している。韓国政府高位関係者は、「北朝鮮政権は春窮期が重なる4月に深刻な食糧不足にともなう民心離反を恐れている。金正恩が本当に戦争をしようとしているのではなく、戦争ムードを高めさせて離反した民心を収拾し制裁措置解除などの突破口を探すことに目的があるとみられる」と話した。合わせて「とてつもない報復攻撃が予想される局地戦挑発よりは北朝鮮の仕業なのかがわからないテロや第2の哨戒艦のような挑発が懸念される」と付け加えた。




昨年平壌で金正恩除去の動き(1)

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