【時視各角】朴槿恵、韓半島の運命を開拓するべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.25 18:35
韓国大統領にとって北朝鮮は宿命的な問題だ。 北朝鮮がどこへ向かうかによって7500万人の韓民族の運命が変わるためだ。 韓国人は半世紀で韓半島の南側に偉大な国家を築いた。 「韓国文明」(the Koran Civilization)と呼ぶに値する。 しかし残念ながら、この文明はまだ未完成だ。 北側の2500万人が圧制と貧困の中で苦しんでいる。 この人々を救ってこそ、文明が完成する。 したがって韓国大統領は北の同胞のためにも北を克服しなければならない。
50年前の1963年12月、朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領には2つの宿題があった。 金日成(キム・イルソン)の挑発を防ぎ、韓国を貧困から救うことだ。 就任式で朴大統領は悲壮な表情だった。 ミスコリアが花束を贈り、女子高生の合唱団が祝歌を歌ったが、朴大統領はほとんど笑みを見せなかった。 朝鮮日報はこう書いた。 「2年前の5月に笑顔なくデビューした彼は、大統領に就任する栄光の日にも笑みのない表情で一貫した」。