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【コラム】江南スタイルと古い携帯電話=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.21 10:22
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英国も同様だ。英国の「スクールディスコ」では30~40代が昔の制服を着て楽しく踊る。ナミの『ビングルビングル』が流れると韓国の中年世代が熱狂するのと似た姿だ。昨年末に取材したシン・ジュンヒョンのコンサートでの観客の反応も印象的だった。

英国で「ノスタルジ-」という言葉は何かちょっと良くない語感だ。それは相当数の英国人が未来より過去が良かったと感じるためだ。どうやっても英国が以前のような重要な国になれず、これ以上ビートルズのようなスターも出てくるのは難しいとみているのだ。受け入れるのは具合が悪いが、否定するのは難しい事実だ。だが、韓国はちょっと違った感じだ。時々筆者は韓国の人々がなぜ過去の自慢を出し惜しみするのか戸惑う。それは多分過去は忘れようと努力し1日も早く発展したいという韓国特有の構図で理解される。だが、頑として現代化に進むのは禁物だ。捨ててはならない大切な価値まで分別回収する誤りを犯しかねない。

 
前にばかり進もうとする韓国の姿勢はいわゆる「先進国」に対する幻想のためではないかと思う。「海を渡ってきたものは何でも良い」という誤った先入観もその根元のひとつだろう。現代化しグローバル化するほど何か強くそのように見える感じだ。だがここには致命的な弱点がある。むしろ筆者の目には、韓国人が過去の物を新たに再評価し始める流れがとても肯定的な現象と感じられる。それこそ韓国の真の発展と自信のシグナルであるためだ。

何日か前、筆者はしかたなく両手を挙げてスマートフォンに転向した。道で出会った子どもが筆者の旧型LGフィーチャーフォンを指して「ママ!あれ昔の電話だ。ハハハ」と笑い出した。筆者も笑い流すしか…。そうだ、筆者が変わり者かも知れない。すっきりとクールなスマートフォンの代わりに2年以上古い携帯電話だけに固執したから。もしかしたら時代精神が何であれ、そのような流れに明確に遅れをとったかも知れない。だが、時代精神にあまりにとらわれなければと思う。今後を見通すことくらいに振り返ってみる余裕も持つべきではないかと思う。

ダニエル・チューダー(エコノミスト誌ソウル特派員)


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