平沢港に到着の外国人「韓国の第一印象、田舎のバスターミナル水準」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.19 18:16
14日午前、平沢港国際旅客ターミナル。 中国山東省威海港を出発したフェリー(乗船定員750人)が埠頭に到着した。 中国人観光客と貿易商人が集まると、狭い入国場にはあっという間に長い列ができる。 1時間近く列に並び、ようやく手続きを終えたウィダメイさん(28、女性、中国大連市)は「外国人にとって韓国の第一印象になるが、田舎のバスターミナル水準」と不満を表した。
中国へ出発する船を待つ待合室も同じだ。 乗客は700人以上だが、待合室の椅子は100席にすぎない。 一部の乗客は床に紙を敷いて座っている。 “国際”旅客ターミナルだが、両替所や銀行の窓口もない。 両替をするためには付近の私設両替所まで10分以上も歩かなければならない。 空港の出国フロアでよく見られる携帯電話のローミングサービス窓口はもちろん、旅行に必要な物品を購入できる商店さえもない。 待合室内には簡単な食事ができる食堂一つがあるだけだ。 中国人のリチアンさん(35)は「船酔いが心配なのでターミナルで薬を買おうと思っていたが、どこにも売っていない」と話した。
平沢港は仁川に次ぐ西海(ソヘ、黄海)の第2関門だ。 一日平均2700人が平沢港を通じて入国する。 このうち半分が中国人だ。 威海・栄成・連雲・日照の4カ所にカーフェリー定期航路が運営されている。 旅客数は仁川の半分ほどだ。