地下坑道「ステルス」効果…北核実験を探知するには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.25 13:22
金正恩(キム・ジョンウン)が第1委員長を務める北朝鮮の国防委員会が24日、核実験を強行する意向を明らかにした。韓国情報当局は対北朝鮮監視レベルをさらに強化している。
韓国政府当局者は「北朝鮮が長距離ロケット発射後に核実験を実施してきた過去の2回を考えれば、今回も似た姿を見せると予想している」とし「国防部をはじめとする政府内にタスクフォース(TF)を構成し、北朝鮮の核活動の動きを綿密に監視中」と述べた。また「現在、北朝鮮は核実験の準備を終えた状態で、北朝鮮指導部が決心すれば今月中にも核実験が可能な状況」と伝えた。
政府は特に、北朝鮮の声明発表の主体が国防委である点に注目している。06年と09年に核実験計画を明らかにしたのは外務省の声明だった。国防委が外務省より上位機関であることを考慮すれば、国際社会の懸念にもかかわらず、ほとんどの専門家は北朝鮮の核実験を既定事実化する雰囲気だ。したがっていつボタンを押すのか、プルトニウムと高濃縮ウラン(HEU)のうち、どの物質を使うのかという点に関心が向けられている。