サムスン、アップル特許紛争で一息…米ITC「侵害可否を再審議」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.25 10:38
米国国際貿易委員会(ITC)は23日(現地時間)サムスンとアップルの特許紛争に関する予備判決を再審議することに決めた。ITCはこの日「サムスンがアップルの特許4件を侵害したという昨年10月のトーマス・フェンダー判事の予備判決を全面再検討することにした」と明らかにした。特にはITCはフェンダー判事にサムスンが特許を侵害したと判定した「イメージ重複技術」と「イヤホン挿入認識」の2つに対しては「追加で発見した事項があるか報告するよう」と指示した。両者の追加資料を土台にサムスンが特許を侵害したのが正しいのかもう一度検討しなさいという意味だ。
アップルは昨年7月、ITCにスマートフォンなどサムスン製品が自分たちの特許6件を侵害したと提訴した。これに対しフェンダー判事は「サムスンがタッチスクリーンなど機能特許3件とデザイン特許1件など4件のアップル特許権を侵害した」と予備判決した。一方、iPhone(アイフォン)の外観を含む2つの特許権は侵害していないと判決した。これに対しサムスンとアップルは全て再審議を要請した。サムスンは4件が特許侵害判定を受けたことに対し、アップルは2件の特許非侵害判定に対して不満を表したのだ。