韓国証券市場にバンガード注意報、火・水曜日に“セルコリア”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.22 09:58
韓国の証券市場に「火曜日と水曜日のバンガード注意報」が出された。上半期は火曜日と水曜日ごとに米国系超大型ファンド運用会社のバンガードグループが韓国株を大量処分する可能性が大きいという内容だ。韓国の証券会社が10日から16日間の1週間にわたりバンガードの動向を分析して下した1次結論だ。
バンガードは昨年末、「韓国株に投資した総額90億ドルを1月10日から抜いていく」と発表した。投資基準とする指数をモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)からフィナンシャル・タイムズ・ストック・エクスチェンジ(FTSE)に変更したのに伴う。MSCIは新興国に韓国を含めているがFTSE新興国指数では韓国が抜けている。バンガードは90億ドルを一度に処分する場合に韓国株式市場に及ぼす影響を考え、7月3日まで25週間にわたり金額基準で毎週4%ずつ減らしていくという日程も出した。整理最初の週となる16日までに保有株式を96%に減らし、1週間後の23日までに92%とさらに縮小する形だ。