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韓国で人気の中古輸入車は…“欧州中型車、日本準中型車、米国大型車”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.14 15:51
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会社員キム・スヒョンさん(44)は年初、4100万ウォン(約340万円)を出して、米クライスラー社の大型セダン300C(2012年式)の中古車を購入した。同じ価格帯のドイツブランド中古車を購入しようとしたが、気が変わった。独ブランドなら中型車だが、米国車ならもう少し大きな車に乗れるからだ。キムさんは「子どもが大きくなったので、ある程度の大きさがある車を望んでいたが、ディーラーから同じ価格なら中型車ではなく大型車に乗るのはどうかと勧められた。室内が大きいので満足している」と話した。

輸入車人気のため中古輸入車市場も拡大し、消費者の選択幅も広まっている。相対的に低い価格で大きな車に乗りたい人は米国車を、燃費や便宜性を重視する人は欧州車や日本車を選ぶというパターンが定着している。同じ中型車でも輸入車ブランドによっては数千万ウォンの差があり、各消費者の必要に応じて車級と車種を選択できるからだ。

 
もちろん、現在の輸入中古車市場の絶対強者は欧州ブランドだ。韓国最大の中古車取引会社SKエンカーによると、昨年取引された輸入中古車13万8800台のうち、3分の2以上(69%)はドイツなどの欧州車だった。次いで日本車が2位(19.2%)、米国車が3位(11.3%)。

欧州ブランドの場合、大型より準中型-中型車が特に人気だ。SKエンカーの調査の結果、欧州車のうち販売1位はBMW中型セダンのニュー5シリーズで計8726台売れた。次いでBMW準中型セダンのニュー3シリーズ(2位、5724台)、アウディのニューA6(3位、5044台)の順となった。

SKエンカーのイム・ミンギョン・チーム長は「欧州産の準大型・大型車は新車価格が1億ウォン以上の場合がほとんどで、中古車でも大型車の取引は活発でない」と説明した。続いて「その代わり、準中型モデルのメルセデスベンツのニューCクラスやBMWのニュー3シリーズなどは高級イメージのため求める人が増えていて、準中型車級の取引も活発なほう」と伝えた。


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