【コラム】「韓国の事例」に全世界が注視する(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.03 15:32
韓国人は自国の候補をそう見ていないが、全世界は義務感からやむを得ず出馬したように見える静かな紳士に注目した。 この候補は前大統領に忠誠を尽くし、より公正な社会をつくるという彼の政治的ビジョンに従おうとした。 これとともに世界は、政治という醜悪な世界に入る、いかなる必要もないのに、97年にこの国が通貨危機に陥ったことで政治入門を決心したある女性にも注目した。 この女性候補は政治的に分裂した国家を統合するという公約で、この国の最も高い地位に就くことになった。
大統領選挙候補の性格をこのように純粋に描写すれば、韓国人は笑うかもしれないが、認識はよく現実を具現する。 実際、世界は2人の大統領選挙候補に対し、政治権力を握って振るうことより、国民のための公職奉仕に非常に大きな関心を抱いていると認識した。