【社説】成長談論が抜けた韓国の大統領選経済討論(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.11 17:34
中位投票者定理という政治学用語がある。選挙で勝つには中間層の支持を得なければならないため、各候補の公約は類似するという意味だ。昨日の大統領選挙討論がまさにそうだった。朴槿恵(パク・クネ)と文在寅(ムン・ジェイン)、いわゆる“ビッグ2”候補の経済観に大きな差はなかった。問題認識と解決方向は大同小異だ。
ともに二極化の解消、福祉拡大、経済民主化、雇用創出などを主張した。成長論理に比重を置かない点も似ている。差はほとんど「どのように」という実行案の細かな差にすぎなかった。例えば両候補とも雇用に関し、非正規職の正規職転換、非正規職差別の禁止、勤労者解雇要件の強化などを強調した。私企業の正規職転換をどれほど積極的にするかという点の違いだけだった。