「イラン、北にロケット制御伝授、米国到達ICBM核心技術」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.04 08:30
北朝鮮はまだ、ロケット発射後に速度と軌道を操縦する制御技術を独自に確保できていないと伝えられている。イランの長距離ロケット発射技術は他国(米国・ロシア・フランス・中国・日本・インドなど)に比べて遅れていると評価されている。
しかし北朝鮮とイランは過去にも核とミサイルに関連した技術交流を行ったことがあるうえ、ともに国際社会の制裁を受けているという状況にあり、ロケット発射を共同で進行しているというのが韓国当局の分析だ。
北朝鮮は1990年代初期、スカッドミサイルを改良した中距離弾道ミサイルのノドンミサイルを開発する際、イランで発射実験をしながら技術を伝授したことがある。核技術と短距離・中距離ミサイル技術は北朝鮮がイランに、核弾頭を積んで飛ばす手段の長距離ロケット制御技術はイランが北朝鮮に提供するという構造だ。