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北朝鮮が今月10~22日の長距離ロケット打ち上げを予告

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.02 12:31
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大統領選挙まで18日となった1日、北朝鮮が長距離ロケットの打ち上げを予告した。北朝鮮は今年4月11日の韓国総選挙前にもミサイル発射を予告し、4月13日に「光明星3号」を打ち上げた。

北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官はこの日の談話で、「偉大な指導者金正日(キム・ジョンイル)同志の遺言を高く掲げ、わが国独自の力と技術で製作した実用衛星を打ち上げる。10日から22日の間に平安北道鉄山郡(ピョンアンブクド・チョルサングン)の衛星発射場から南に打ち上げる」と発表した。朝鮮中央通信が報道した。

 
これに伴い、韓半島情勢だけでなく、年末の韓国大統領選挙にも大きな影響が予想される。特に今回の大統領選挙は保守と進歩の対決で行われるだけに、有権者の選択に影響を与える“北風”の変数になるとみられる。南北関係はさらに行き詰まりそうだ。

北朝鮮側は、「今回の衛星打ち上げは強盛国家建設に拍車をかけているわが人民を力強くするもので、わが共和国の平和的宇宙利用技術を新たな段階に引き上げる重要な契機になるだろう」と主張した。

一方、韓国政府と与野党など政界は打ち上げ計画の即時撤回を求めた。政府は外交通商部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官名義の論評を通じ、「4月の北朝鮮の長距離ミサイル発射時に国連安保理が議長声明を通じ『安保理決議1718および1874号に対する重大な違反であり、さらに多くの追加挑発があってはならない』と警告してからいくらもたたずに北朝鮮が再度打ち上げを試みようとしている」と非難した。



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