<北ミサイル発射予告>いま東倉里では…先月に発射体移動、室内で組み立て中か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.03 10:43
北朝鮮のミサイル発射が事実上カウントダウンに入った。2日現在、発射場である平安北道東倉里(ピョンアンブクド・トンチャンリ)の発射場にロケットの姿はまだ見られないことが把握された。北朝鮮はクレーンで発射台にロケットを移し、発射体を点検して燃料を注入する。したがって発射の最低5日前にはロケットを発射台に据え付けなければならない。羅老(ナロ)号のように油圧式発射台は使わない。
先月中旬にロケット組み立て工場の平壌市山陰洞(ピョンヤンシ・サンウムドン)からロケットと推定される物体をトレーラー2台と列車を利用して東倉里に移動し、その後東倉里一帯に多くのトラックと人材が出入りする姿がとらえられた。これにより、北朝鮮が山陰洞でそれぞれ1段目と2段目のロケット組み立て作業を行い、東倉里発射台に近い組み立て棟に移して胴体の最終組み立てと点検活動を行っているというのが韓国政府当局の分析だ。発射台に移す直前の作業が現場で行われているということだ。韓国政府当局者は、「東倉里基地は組み立て棟に屋根がかけられており、燃料注入施設も地下にあるため発射進行状況を把握するのには限界がある」と話した。