【時論】北朝鮮のミサイルは羅老号とは違う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.06 11:22
統合進歩党が北朝鮮のミサイル発射計画のニュースが伝えられると「羅老(ナロ)号と同じだ」という立場を出した。韓国の人なのか北朝鮮の人なのか区別ができないほどあきれる。北朝鮮は延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発を敢行し、核実験もした。そのような北朝鮮がいまやミサイルの脅威で韓半島に不安を加重させようとしている。こうした中で発射しようとする北朝鮮の攻撃型ミサイルがどうして人工衛星を宇宙空間に打ち上げようとする韓国の羅老号と同じなのか?
北朝鮮のミサイルはヒドラジンという燃料を使い、酸化剤として四酸化二窒素を使うが、これらの物質は常温で運用するためミサイルに転用することははるかに簡単だ。猛毒性燃料のため吸入するだけで致命的なことから防毒マスクをして作業しなければならない程度だ。中国はこの燃料を使ったロケットが墜落し集落に落ちたため多くの死傷者を出したこともある。