韓国ロケット「羅老」 今度は過電流感知…年内打ち上げは難しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.30 08:25
韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)打ち上げがまた延期された。打ち上げ予定時間の29日午後4時まで16分を残した時点で、上段(2段目)ロケットの推力方向制御(TVC)装置で異常電気信号(過電流)が感知されたからだ。2段目のロケットはロシアが製造した1段目のロケットとは違い、韓国技術陣によって製作された。
趙律来(チョ・ユルレ)教育科学技術部次官はこの日、全羅南道高興の羅老宇宙センターで会見し、「原因を精密調査した後、(打ち上げ)日程を決める」と述べた。