韓国原発3基が同時ストップ、寒波で大停電も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.10 10:54
全羅南道霊光(ヨングァン)原発3号機の「制御棒案内管」に亀裂が発見された。補修作業が遅れる場合、冬季の最悪の電力難が懸念される。
韓国水力原子力(韓水原)は9日、「先月18日から23日まで原発を停止させて行った予防整備中、原子力安全技術院の超音波検査で制御棒案内管に亀裂を発見した」と明らかにした。
韓国国内の原発でこうした欠陥が発見されたのは初めて。制御棒はウランの連鎖反応を調節する装置で、案内管は制御棒が上下に移動する際に通路の役割をする部分。亀裂は計84本の案内管のうち6本で発生した。円筒形の案内管は長さ1.2メートル、直径12センチ、厚さ3センチ。最も大きい亀裂は長さ5.3センチ、深さ1.1センチだった。