韓国ロケット「羅老」打ち上げ延期の原因は“アダプターブロック”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.06 08:20
韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の打ち上げ延期理由となったゴムリングの破損は、「羅老」と発射台の連結部品の隙間が原因だと分析された。発射台と「羅老」をつなぐヘリウム注入口連結部品「アダプターブロック」の不良のため、ゴムリングが損傷したという説明だ。
教育科学技術部の盧京元(ノ・ギョンウォン)戦略技術開発官は5日、こうした内容の打ち上げ延期原因の分析結果を発表した。盧開発官は「ロシア製のアダプターブロックを丸ごと変えた後に打ち上げを推進する」とし「部品がロシアから入ってくれば、部品交換とテストに1、2日ほどかかる」」と明らかにした。