北朝鮮、経済難で何度も挫折…着工26年目の平壌柳京ホテルが来年オープン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.01 17:31
着工から26年経っても工事が終わっていない平壌柳京(リュギョン)ホテルが来年夏にオープンし、メジャー国際ホテルチェーンのケンピンスキーグループが運営を担当すると、レトー・ヴィットヴァー・ケンピンスキー会長(64、スイス)が31日明らかにした。 ヴィットヴァー会長は中央日報の単独インタビューで、「来年7、8月ごろビル最上部に最大150客室規模のホテルをオープンする」と明らかにした。 崇実大政治外交学科のイ・ジョンチョル教授は「かつて元山・羅先などに在日同胞や中国資本がホテル建設・運営に参加したことはあるが、西側企業が北朝鮮でホテルを運営するのは初めて」と説明した。
柳京ホテルは1987年当時としては世界最高の105階ビルを建設するとして、北朝鮮がフランスの資本・技術を導入して工事を始めた。 その後4億ドル以上の外貨を投入したが、経済難の建設に支障が生じ、完工予定時期だった92年、60%の進行状態で工事を中断した。 その後、都心に見苦しく放置されていたが、08年にエジプト通信財閥オラスコムが投資を決定し、工事が再開された。 しかし最近まで資金難による工事中断説などが提起されるほど、具体的な進展状況はベールに包まれている。