平壌大気汚染、ソウルより深刻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.31 11:40
人口が250万人の北朝鮮、平壌(ピョンヤン)の空気が1000万人が暮らすソウルの空気より汚れているという調査が出た。大気中の亜硫酸ガス濃度は平壌がソウルより1.5倍高かく、ホコリも平壌がもっと多いと分析された。亜硫酸ガスは各種呼吸器疾患を起こして酸性雨の原因になる汚染物質だ。
このような内容は本紙が最近入手した国連環境計画(UNEP)の「北朝鮮の環境・気候変化展望」報告書に入っている。韓国政府の支援で作られた報告書はUNEPアジア・太平洋地域事務所専門家と北朝鮮国土環境保護省関係者が2010年から今年8月まで作業して完成した。北朝鮮の環境実態が外部に公開されたのは2003年のUNEP報告書以来9年ぶりだ。