韓国軍のPAC-2迎撃率40%以下…北の攻撃防ぐのは難しく(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.29 09:56
韓国軍の地対空パトリオットミサイル(PAC-2)の弾道弾迎撃成功率は40%以下であることが分かった。北朝鮮が発射した弾道ミサイルを効果的に迎撃するには命中率が70%以上でなければならないが、これをはるかに下回るということだ。これは、韓国国防研究院(KIDA)と米国防総省ミサイル防衛局(MDA)が2年間かけて行った韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系共同研究の結果だ。
政府消息筋は28日、こうした研究結果を基礎に、「北朝鮮のミサイル攻撃を防御するためにはPAC-3体系に変える必要があるという結論が出された」と述べた。ただ、現行PAC-2の場合、射程距離が70キロにのぼり、速度も音速の5倍(マッハ5)に達するため、航空機迎撃用としては使用可能という。