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韓国軍、NLL侵犯の北朝鮮漁船に数百発の警告射撃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.22 07:53
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北朝鮮のカニ漁船が21日午後、西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を越えて操業をし、韓国軍の警告射撃で引き返した。

軍関係者は「北朝鮮の漁船6隻が21日午前11時44分から午後4時まで、順に延坪島(ヨンピョンド)西北側のNLLを0.9-1.3キロほど出入りしながら操業をした」とし「韓国軍の数回にわたる警告通信にも退かず、警告射撃をした後に引き返した」と明らかにした。また「韓国側の高速艇2隻がNLL近隣まで移動し、警告放送をした後、午後3時29分と3時48分の2度にわたり、数百発の20ミリバルカン砲を発射した」と説明した。

 
北朝鮮漁船の被害はなく、北朝鮮軍はこの日、海岸砲を開放しないなど特異な動向はなかったと、軍は把握している。軍が北朝鮮漁船に警告射撃をしたのは2010年11月以来およそ2年ぶり。軍は最近の北朝鮮漁船の越線に何らかの意図があるとみている。

軍関係者は「北朝鮮漁船は12日(14回)、14日(13回)、15日(8回)、20日(2回)に続き、NLLを0.7-1.3キロ越えてきた」とし「韓国軍の警告通信後にもすぐには引き返さないなど、過去とは違う行動を見せている」と述べた。

軍は先月、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がこの地域を訪問するなど、挑発につながる可能性もあるという仮定の下、艦艇を増強配備するなど警戒態勢を強めている。

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