韓国の筆写本古地図帖、鬱陵島の南側には独島が…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.18 08:31
韓国学という用語さえなかった19世紀末、「韓国書誌」(1894~1901)を出し韓国を世界に知らせた人物がいる。1890年にフランス外交官としてソウルに来た東洋文献学者のモーリス・クーラン(1865~1935)だ。現存最古の金属活字本「直指心体要節」の存在を1901年に知らせたのも彼だった。
「韓国書誌」には3821種の古書が紹介されている。そのうちクーランが直接収集して持っていた資料もあったはずだがその行方はわからなかった。書誌学界の長年にわたるこの謎が解けた。彼の所蔵品の多くがフランス国立高等教育機関であるコレージュ・ド・フランスで発見された。