李大統領、独島上陸に続き天皇に謝罪要求…日本「悪影響、数年続く」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.15 09:24
李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、日本の天皇の訪韓に関連し「訪韓したいのであれば、独立運動をして亡くなった方たちに心から謝罪するというのならよい」と述べた。続いて「何カ月悩んで『痛惜の念』だとか、こんな単語一つなら、来る必要はない」と述べた。「痛惜の念」とは、1990年に盧泰愚(ノ・テウ)大統領が日本を訪問した際に、明仁天皇が「韓国国民が経験した苦痛を思う」として述べた言葉だ。当時は謝罪か否かをめぐって論議を呼んだ。
李大統領は2008年4日に日本を訪問して天皇と会見した際に、「天皇が訪韓できない理由はない」との主旨のことを述べたことがある。しかし天皇の訪韓問題は、最近では両国間で議論されたことがない。これについて青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「李大統領の天皇訪韓に関する発言は歴史に対する日本の積極的な解決努力を強調したもの」と説明した。