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韓国の景気がこの上なく悪い…韓銀の悲観(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.12 09:40
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韓国銀行(韓銀)の危機意識はこの日、金融通貨委員会でそのまま表れた。金通委はこの日、年3%だった基準金利を2.75%に引き下げた。今年7月に0.25%ポイントを引き下げて以来3カ月目のことだ。主に中小企業に支援される総額限度貸出金利も年1.5%から1.25%に引き下げた。 金通委が基準金利と総額限度貸出金利を同時に下げたのは珍しいことだ。韓銀関係者は「2つの金利を同時に下げたのはグローバル金融危機直後の2009年2月以後、3年8カ月ぶり」としながら「予想より急速に進む景気の冷え込みに対応するために、可能なカードをすべて動員したようだ」と伝えた。

政府は残念な表情を隠すことができなかった。 企画財政部関係者は「楽観的だった韓銀さえ最も悲観的に変わるほど経済が良くないという雰囲気がいっそう拡散すれば、市場との疎通という側面で問題があり得る」として「重要なのは今後の方向」と話した。すべての研究機関が今年より来年の経済が小幅でも良くなると見ていないかということだ。この関係者は「悲観論者に変わった韓銀さえ、今年第3四半期に景気が底を打って第4四半期以後、緩やかであるが経済が良くなるとみる」として「今まで出した2回の景気浮揚策がある程度役割を果たすだろう」と期待した。

 
一方、李炫東(イ・ヒョンドン)国税庁長は国会企画財政委員会の国政監査で「対外条件悪化と消費萎縮で国内景気が振るわない」として「勤労所得税源泉徴収の引き下げ措置まで重なり、今年の予算対比税収が多少不足すると予想される」と明らかにした。国税庁所管税収実績が予算に至らないのは2004年以後8年ぶりだ。国税庁によれば8月末現在の税収実績は135兆5000億ウォン(約9兆5700億円)で、今年の目標値である192兆6000億ウォンの70.3%を満たした。昨年の同期より6兆2000億ウォン増えたが、目標値に対する比率は1.5%ポイント低い。


韓国の景気がこの上なく悪い…韓銀の悲観(1)

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