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【経済view&】成長動力、海外資源開発に見いだそう=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.09 15:04
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米国はいつの間にか世界最大の石油製品輸出国になった。 米国のシェールガス生産が本格的に始まって以来、シェールガスは現在、米国エネルギー供給量の20%を占めている。 2035年には50%まで増えると予想される。 北米地域は石油と天然ガスの生産が世界で最も速いペースで増えている地域だ。 その基盤にはシェールガスのほか、カナダのオイルサンド、メキシコ湾の深海油田などがある。 北米地域は今後、第2の中東になる可能性を念頭に置いて、石油・ガス資源の開発、ボーリング、陸海上運送などの施設に莫大な投資が行われている。

韓国もこうした中国と米国の成長方式を学ぶ必要がある。 韓国はその間、ベトナム・ミャンマーなどへの進出・開発に成功した経験がある。 大宇インターナショナルのミャンマーガス田開発が代表的な例だ。 生産が本格化する来年から今後30年間、年平均3000億-4000億ウォンの利益を得られると期待される。

 
したがって韓国も今後は海外資源開発への投資に拍車を加えなければならない。 さらに新しい成長動力を見いだし、新市場の開拓に積極的に乗り出すことが求められる。 現在エネルギー産業のフレームが変化している現実を正確に認識し、これに対応しなければならないだろう。

新しいエネルギー源の登場は歴史的な変曲点になった。 石炭を利用しながら産業革命が始まり、1910年代の石油の登場で世界は一段階飛躍した。 今後はシェールガスがエネルギー革命をもたらすかもしれない。 このため韓国企業もこうした変化に積極的に対応しなければならないだろう。

筆者の会社は数日前、海外資源開発に投資する2000億ウォン(約140億円)規模の私慕ファンドを設立した。 民間が主導する海外資源開発投資の第一歩を踏み出したのだ。 韓国の未来のために少しでも役立てるという思いに胸が躍る。

柳相浩(ユ・サンホ)韓国投資証券社長


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