シェールガス開発で韓国企業の米国行きラッシュ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.13 11:16
韓国企業がシェールガス開発のため米国に集まっている。ガス開発に直接参加したり開発に使われる部品と装備を供給する方式でシェールガス特需を狙っている。1848年から米カリフォルニア州で金を採掘するために集まったゴールドラッシュを彷彿とさせる。シェールガスは地下2~4キロメートルの堆積岩層に存在する天然ガスで、オバマ米大統領が今年の年頭教書演説で「われわれは100年間使える天然ガスを持っている」と公言するほど埋蔵量が多い。
ポスコはガス開発に投入される高級鋼材市場を狙い先月にテキサス州ヒューストンに事務所を開いた。米国石油協会から認証を受けた高級鋼材と海洋構造用鋼材を新たな収益事業として育成してきたが、シェールガスブームを新たな成長動力としたのだ。シェールガスを開発するためには地下に数キロメートルを掘り下げなければならない特性上、米国の開発企業はガス流出の危険をなくすため多少高くても信頼できる企業のパイプを使う。同社ヒューストン事務所のソ・ドンハン氏は、「低級鋼材に比べ20%ほど高い価格で売れる」と話した。