価格8割安い米シェールガス…日中は2年前から注目(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.13 17:04
米テキサス州南東部のヒューストン一帯が活気づいている。 新しいエネルギー源とされる「シェールガス(Shale gas)」開発ブームが起きているからだ。 メキシコ湾にあるヒューストンは世界製油産業のメッカだ。 世界大手石油企業のエクソンモービルやシェブロンをはじめ、シェル、BPなど石油メジャーが殺到している。 米経済月刊誌フォーチュンの最近号によると、テキサス州南部一帯の高速道路は最近、退勤時間帯には渋滞が生じたりもする。 昨年に比べて通行量は6-12%増えた。
◇シェールガス、なぜ注目されるのか=「世界経済はエネルギーに対して貪欲さを見せてきた。 私たちにはシェールガスがある。 神に感謝するべきだ」。世界1位のグローバルエネルギー企業エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長(60)は最近、米国内のシェールガスボーリング現場に関心を向けている。 09年に360億ドル(約40兆ウォン)を投入し、シェールガスボーリング技術を保有するXTOを買収して以来、シェールガス事業に会社の未来をかけている。 12日の米エネルギー情報庁(EIA)によると、米国のシェールガス生産は急増している。 天然ガス生産全体に占める比率は2010年の23%(1億1000万トン)から2035年には49%(2億9000万トン)へと拡大する見込みだ。