【グローバルアイ】安倍氏の独走
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.06 09:45
3日前に日本のある週刊誌に掲載されたインタビュー記事のため、気分がすっきりしない。先月26日に自民党の新総裁に選ばれた安倍晋三氏(58)の夫人・昭恵氏(50)が「脱韓流ファン」を宣言したという内容だ。記事によると、熱烈な韓流ファンだった昭恵氏は「韓流ドラマ専門チャンネルのKNTVにも加入し、(韓流ドラマを)視聴してきたが、最近は見ていない」と話した。習っていた韓国語もやめたという。理由は簡単だ。夫が独島(ドクト、日本名・竹島)、慰安婦問題などで韓国に強硬な態度を見せているのに、自分だけのんきに韓流を楽しんではいられないということだ。記事の真偽は分からない。しかし昭恵氏が最近、韓国メディアのインタビューを断っていることを考えれば、こうした類推は十分に可能だ。
昭恵氏は単に韓流ドラマだけを楽しんでいたのではない。駐日韓国文化院が主催する各種行事に事前連絡もなく、一人で地下鉄に乗って来たりもした。もちろん、本人が嫌になってやめるのならやむを得ない。しかし夫の政治的性向のため、日本国内の保守勢力の反発を考慮してそうしているのであれば、非常に残念なことだ。文化は政治の壁を越えられると信じていたが。