日本自民党は“右翼ツートップ”…安倍新総裁、幹事長に石破氏を起用(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.28 08:43
日本自民党の新しい陣容が50歳代の“右翼ツートップ”体制で組まれた。安倍晋三新総裁(58)は27日、党内の第2人者である幹事長に石破茂元防衛相(55)を起用した。石破氏は前日の総裁選の決選投票で安倍氏と争った相手だ。安倍総裁が電話をかけて「党の運営と次期総選挙の準備に力を借りたい」と要請すると、石破氏は「当然受け入れる」と応じた。
安倍総裁は極右だが、石破氏もこれに劣らない。“右翼ツートップ”と呼んでも遜色はない。元防衛相の石破氏は領土と軍事というテーマに執着している。このため「軍事マニア」「防衛オタク」とも呼ばれる。憲法改正と集団的自衛権の行使は石破氏にとって生涯の課題だ。最近は「国を守るためにやるべきことはしなければならない」として、海兵隊の創設も提案した。党内の「領土に関する特命委員会」の委員長で、昨年の新藤義孝議員らによる「鬱陵島(ウルルンド)訪問挑発」を水面下で操縦したのも石破氏だった。