日本首相、国連で「法の支配」強調…韓中の対応に注目
ⓒ 中央日報日本語版2012.09.27 10:51
日本の野田佳彦首相が国連総会の基調演説で韓国・中国との領有権問題に言及し、両国の対応が注目される。
現地メディアによると、野田首相は２６日（現地時間）、国連総会の基調演説で、「国際紛争の平和的解決のために法の支配が強化されなければならない」と主張した。
野田首相は「自らの主義主張を一方的な力や威嚇を用いて実現しようとする試みは、国連憲章の基本的精神に合致せず、決して受け入れられない」と述べた。特に独島（ドクト、日本名・竹島）問題に関連し、「日本は国際司法裁判所（ＩＣＪ）の司法権を“一貫して”認めてきた」とし「まだ強制管轄権を受諾していないすべての国はこれを受け入れなければならない」と主張した。
野田首相はこの日の演説で独島や尖閣諸島（中国名・釣魚島）には言及しなかった。しかし韓国と中国を念頭に置いた発言という点で、両国がどの程度の対応をするかに関心が集まっている。